週報2024/7/19 Vol.62 No.03
- akiyoshinada
- 2024年8月27日
- 読了時間: 9分

2024-2025年度 Rotary Internationalのテーマ 「ロータリーのマジック 」
Stephanie A. Urchick RI President ( McMurray)
ステファニーA.アーチック RI会長 ( マクマリー)
例会日 : 毎週金曜日 12時30分~ 例会場 : 上郡町商工会館 2F 大会議室
事務局 : 上郡町商工会館内 TEL:0791-52-3710 FAX:0791-52-3833
会 長:髙見 一良 幹 事:名田 明良 会 報:西 威誠
点鐘・ソング それでこそロータリー
来客・来訪会員紹介 なし
歓迎歌 なし
お祝い なし
出席報告
会員数 | 出席者数 | MU 数 | 免除 | 欠席者数 | 出席率(%) | 前々回修正出席率(%) |
26 | 21 | 3 | 2 | 0 | 100 | 96.15 |
会長の時間
『ウナギの生態』
ウナギは太平洋や大西洋、インド洋の温帯の海域から熱帯の海域にかけて、広く存在しています。ウナギには、“海で卵を産んで川で育つ”という特徴があります。その卵から生まれた子どもたちが姿を変えながら、はるばる海を渡って、大陸を目指して成長していきます。ウナギの赤ちゃんは『レプトセファルス』と呼ばれています。写真を見ますと透明で、まるで葉っぱのような形をしており、そこから『シラスウナギ』と呼ばれる稚魚へと変化していきます。
この時点で、色はまだ透明な部分が多いですが、形はウナギのようになっています。このシラスウナギが成長して、私たちがイメージするウナギの姿になります。そんなウナギですが、どこの海のどの辺りで産まれるのか?
ハッキリしたことは分かっていないそうです。そんな中、『ニホンウナギ』という種類は、太平洋のマリアナ諸島の西側の海域に、卵を産む場所があることが分かりました。これが発見されたのが2005年で、正式に発表されたのが翌2006年ですから、まだ新しい情報です。 そこで産まれたニホンウナギの赤ちゃんたちは、約2500キロもの距離を移動して、日本列島の沿岸にやって来るそうです。現在、世界にいるウナギの種類は19種類とされています。
その中で食用とされるのは、『ニホンウナギ』、『ヨーロッパウナギ』、『アメリカウナギ』、そして『ビカーラ種』の4種類です。ヨーロッパウナギとアメリカウナギは、『大西洋ウナギ』とも呼ばれています。
その名のとおり、大西洋で産まれるウナギですが、具体的には北米大陸の南側にあるサルガッソー海・・・というのが定説でした。“定説でした”と過去形なのは、2020年に日本とフランスの共同の研究チームが、新しい説を発表したからです。その説では、『サルガッソー海の東側にある「大西洋中央海嶺(かいれい)」付近に産卵場所がある可能性が高い』としています。 “海嶺”とは簡単に言いますと、“海底にある山脈”のことです。この海域が大西洋ウナギの産卵場所ではないか?としています。それでも約100年前に、サルガッソー海では実際にウナギの稚魚『シラスウナギ』が発見されていることから、新しい説は“サルガッソー海を否定するのではなく、新たな海域の可能性を示したもの“だそうです。そして『ビカーラ種』とは、東南アジアに生息するウナギです。
ニホンウナギが『絶滅危惧種』に指定される中、それに代わる養殖用のウナギとして注目されているそうです。 日本のウナギの養殖の歴史は、東京で養殖の研究をされていた服部倉治郎さんによって始まりました。ある日、服部さんは静岡県にあります浜名湖を見て、“ウナギの養殖に最適な場所”と確信されたそうです。そして1900年(明治33年)、現在の浜松市にウナギの養殖用の池を作り、養殖を始めました。服部さんがこの場所を選んだのは、気候が温暖であることや、養殖に必要な天然水に恵まれていること、ウナギの稚魚『シラスウナギ』が豊富に採れることなど、いくつもの良い条件が重なっていたため・・・といわれています。その後、ウナギの養殖技術が全国へと広まっていきました。
2020年(令和2年)の養殖ウナギの生産量を見ますと、全国で一番多いのは鹿児島県で、全体の4割以上を占めています。そのあとを愛知県、宮崎県、静岡県と続きます。1位の鹿児島県には、“日本最大のウナギ養殖産地”として知られる大隅半島があります。こちらは温暖な気候や広大な土地、良質な地下水といった、ウナギの養殖に最適な環境に恵まれているそうです。また、太平洋のマリアナ諸島周辺で卵を産んで、黒潮によって帰って来たシラスウナギがたくさん採れることも、大きな理由だそうです。ウナギの調理法のひとつに、『蒲焼き』があります。ウナギやアナゴ、ハモ、イワシなどを開いて、骨を取って、お醤油やみりんなどで作ったタレをつけながら焼いたお料理のことです。
この『蒲焼き』という名前ですが、諸説ある中、昔はウナギを開かず、竹の串に刺して丸焼きにしていたそうです。その形が『蒲(がま)』という水草の『穂』の部分、“蒲の穂”に似ていることから、“がまやき”と呼ばれていて、
それが蒲焼きになったといわれています。そして、江戸時代の頃にウナギの蒲焼きが本格的に知れ渡るようになったそうです。そんな“ウナギの開き方”ですが、関東は“背開き(背中から)”、関西は“腹開き(お腹から)”といわれています。この違いですが、江戸時代、関東は“武士の文化”で、お腹を開くのは“切腹”をイメージさせ、“縁起が悪い”と嫌われたことから、背中から開くようになった・・・といわれています。それに対して関西は“商人の文化”で、“お客さんとは腹を割って話せるように“と、お腹から包丁を入れていたそうです。
さらに関東では、一度焼く“白焼き”をしてから、蒸したものをタレにつけて焼きますが、関西では蒸さずに直火で焼きます。関東ではウナギを蒸すのは、江戸っ子はせっかちで気が短いことから、注文を受けてから少しでも早く出せるように・・・という思いからともいわれているそうです。“季節の移り変わりを表わす言葉”の1つに、『土用』があります。『土用』は春・夏・秋・冬、それぞれにありますが、その中でも『夏の土用の丑の日』には、“ウナギを食べる風習”があります。その理由には諸説ありますが、例えば『夏バテを防ぐため』です。
ウナギには、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きがあるビタミンAが、豊富に含まれています。他にもビタミンB1、B2、ビタミンE、D、カルシウム、鉄分、亜鉛、人間の体に欠かせない“必須脂肪酸”の1つ、DHAやEPA、そしてコラーゲンといった、夏バテ予防に必要な栄養素が豊富に含まれています。
ちなみに今年の『夏の土用の丑の日』は、7月24日と8月5日です。
“ウナギを食べる文化”というのは日本だけでなく、外国にもあるそうなんです。
日本では『蒲焼き』が一般的ですが、例えばヨーロッパでは『ウナギの燻製』がポピュラーだそうです。
そのままパンに乗せたり、サンドイッチにしたりするそうなんです。
他にもフランスでは、ウナギをワインで煮込んだり、スペインではウナギの稚魚『シラスウナギ』をアヒージョにしたりするそうです。
蒲焼きも白焼きも美味しいですし、関東のふわふわした焼き方も、関西の直火の焼き方も、どちらも好きです。特に厳しい暑さが続くこの夏、
『土用の丑の日』以外にもウナギを食べて、元気に過ごしたいなぁ~と思いつつ、8月9日の例会は欠席の為、朝来さんの所の鰻が食べられません!
非常に残念です。
幹事報告
〇ガバナー事務所より
1. 大阪・関西万博開幕債のご案内
2. 第22回ロータリー全国囲碁大会のご案内
〇相生RC様より2023-24年度西播第2グループのIM記録誌
〇赤穂RC様より週報(No3390-3393)
〇佐用町長様より「犯罪のない明るいまちづくり町民のつどい」に係る協賛及び参加について
各委員会報告
親睦活動委員会
西海会員の歓迎会を8月31日の土曜日に姫路で開催します。来週出欠の確認を取りたいと思いますので予定の確認をお願いします。
審議事項
なし
本日のプログラム
活動方針
〇青少年奉仕委員会 朝来委員長
今年度の活動は、初めての試みではありますが上郡と佐用それぞれの地域の少年少女のスポーツチームに備品の贈呈を行いたいと思います。
上郡地域には6団体、佐用地域には12団体のスポーツチームがあります。それぞれの地域で2チームずつ、4チームを選んで、各チームの代表の方と連絡を取りどんな備品がいいのか、相談して決めたいと思います。
ロータリークラブの青少年奉仕でスポーツに協力することは、青少年の健全な成長と社会貢献を促進する役割を果たしています。また、当クラブの認知度を広める良い機会だと思います。
皆様のご理解とご協力を宜しくお願い致します。
〇会報HP・広報委員会 西委員長(代読 名田幹事)
今年度、クラブ会報HP・広報委員会を担当します。
例会行事やロータリーの情報など分かりやすく伝えていきます。
ホームパージ情報については、クラブ内外の発信のツールとして、もう少しアクセス数が増えるような仕掛けをしていきたいと考えています。
会員皆さまのご理解並びにご協力をよろしくお願い申し上げます。
〇出席委員会 岡本委員長
「時代の流れと共に、今後はハイブリッド例会(リモート)の利用、活用がさらに重要となると考えております。
他の委員会とも連携を図りながら、お忙しい中でも気軽にリモートを使える環境づくりに取り組みたいです。」
不慣れで分からないことも多く、ご迷惑をお掛けするとは思いますが、
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
〇会員増強委員会 井口委員長
今年度、会員増強・会員選考・職業分類委員会の委員長を務めます。宜しくお願いします。
会員増強はロータリーの最優先事項の一つとなっています。各クラブ純増2名を目標とします。
新入会員の入会を促進します。退会防止に向けた企画を提案し推進します。会員増強はその年度だけでなく永遠に続く課題です。
全会員に呼びかけ、会員候補者を推薦して頂き声掛けけしていきたいと思います。皆様の力で「新しい仲間」を増やしていきましょう。 皆様宜しくお願い致します。
2680地区(クラブ数68)の特徴として
女性会員が少ない。会員の平均年齢は62.9歳。
近年の入退会者数(2024年2月末時点) 入会 113人 退会 81人
ニコニコ箱・親睦箱
髙見会長・・・暑すぎて仕事の手が進みません。ボチボチ頑張ります。
名田幹事・・・暑くなりましたので熱中症に気を付けましょう。
塚崎会員・・・本日小中学校の終業式でした。これから9月になるまで地獄のような日々が続きます
朝来会員・・・例会に寄せて。
柳原会員・・・次週は孫がテニスで県大会出場の為欠席します。でも1,2回戦で敗退の時はとんで帰ります。
難波会員・・・例会に寄せて。
井口会員・・・今日は会員増強のスピーチです。宜しくお願いします。
岡本会員・・・例会に寄せて。
半田会員・・・分娩で早退します。
大岩会員・・・暑いですが頑張りましょう。
田村会員・・・例会に寄せて。暑いですね。
池田会員・・・例会に寄せて。
江見会員・・・例会に寄せて。
寺本会員・・・例会に寄せて。
ニコニコ箱 5,000円
親 睦 箱 9,000円
合 計 14,000円
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